
私たちが奉仕しているボリビアでは、仲間たちの間で売買やビジネスは普通に行われています。そのためのいわゆるLINEグループ(Whatsappというアプリ)もたくさんあります。自分の商品やサービスを宣伝する人や、誰か仲間で特定の仕事をしてる人がいたら紹介して!というやりとりも日常茶飯事です。地元のボリビア人だけでなく、外国人の仲間たち(アメリカ人・フランス人・チリ人・ドイツ人・もちろん日本人)も、情報交換やビジネスグループに参加しています。
でも、日本ではあまりありませんよね?…むしろ、仲間たちの間ではビジネスや商売はご法度…的な雰囲気が漂っていると思いませんか?他の国々ではオッケー(もちろん節度を保って)なのに、なんでだろう、と思って出版物を調べたところ、その理由がわかった気がしました!翻訳の際の文法(動詞や目的語の順序)の違いが関係しているのではないかと。
過去の「読者からの質問 」に以下のような一文がありました。(塔研21 3月号 31ページ 6節)
● クリスチャンは,兄弟関係を商業目的で利用しないよう注意します。(動詞=利用しない & 注意)
一方、原文となる英語では、以下のようになっています。
● resist any temptation to use our brotherhood for commercial purposes(動詞=”resist” 抵抗する)
→ 商業目的で兄弟関係を利用しようとするいかなる誘惑にも抵抗する(つまり、兄弟関係を使って儲けてやろう!という誘惑に負けない)
スペイン語では、
● resisten la tentación de valerse de sus hermanos para obtener beneficio económico(動詞=”resistir” 抵抗する)
→ 経済的な益を得るために兄弟たちを利用する誘惑に抵抗する(つまり、兄弟たちを利用して主に自分が益を得ようとはしないように)
これらを指針として、お互い益となる正当なサービス(売買や仕事) の情報交換がしていけたらいいですね!

